縁頭:梅樹に明烏の図
銘・春明法眼(花押)
弘化三丙午八月(1846)
Fuchigashira:Baiju ni Akegarasu Zu
江戸期
特別保存刀装具鑑定書付き

38.4mm
【コメント】
四分一研磨地高彫色絵 金平象嵌
梅の木から夜明けに飛び立つ烏を描いた、春明法眼の縁頭です。
河野春明は後藤一乗と並び称される近世金工界の先駆者です。
春明の図には「河童に胡瓜」「月に狸」「富士越え龍」と酔狂な図が多い中、この縁頭も梅ならば鶯と来そうなものですが、金平象嵌の朝日から烏を飛び立たせています。丁寧で美しく面白い作、年期が刻されているのも好ましいと思います。
落とし桐箱入り




