鍔:梵字唐草図
銘・嘉永二屠作大呂
応正民(王へんに民)需東民斉石黒(印銘政常)
Tsuba:Bonji Karakusa Zu
幕末期
保存刀装具鑑定書付き
縦87.1mm 横81.1mm 厚4.5mm 重172g
【コメント】
鉄研磨地切込木瓜形 毛彫 金平象嵌 小透(金内覆輪)金布目象嵌耳 無櫃孔
東民斉政常は、二代石黒政常の嫡男として生まれ、三代石黒政常を襲名しています。
この鍔は、嘉永二年十二月に正民(王へんに民)の需により石黒政常が制作したと銘されています。
幕末の大刀に使われたものでしょうか、耳の金象嵌はやや剥がれていますが、他は傷みなく、注文主、年期もあり、貴重な三代政常の鍔です。
専用桐箱入り