金無垢小柄:舞鶴図
銘・後藤光孝
Kozuka:Maizuru Zu
江戸後期
特別保存刀装具鑑定書付き
長さ96.6mm 幅14.5mm 重46g
金無垢魚子地 高彫据紋色絵
後藤家十三代、後藤光孝自身銘の金無垢小柄です。
光孝(延乗)は、十二代寿乗の嫡男として享保七年(1722)生まれ、十三代目当主の座についたのは、寛保二年(1742)、天明四年までの四十二年間、九代徳川家重、十代家治の世、田沼意次が実権を握っていたころです。
町彫金工では、一宮長常、大森英秀、浜野一門、柳川一門らの活躍が見られる町人の力が増してきた時代でもあります。
多くの名工が活躍した時代ではありますが、やはり、贈答用の価値ある品として後藤家の作が最も尊ばれ、三所、二所等の極め銘の作が多く残されています。
この小柄は、極め銘ではなく、数少ない後藤家十三代光孝が自身で自作に刻した小柄です。
贅沢に使われた金無垢魚子地、金地に舞う鶴の美しさと優雅さ、正に当時の後藤家の栄華を感じさせる贅沢な小柄です。
落とし桐箱入り
後藤家十三代、後藤光孝自身銘の金無垢小柄です。
光孝(延乗)は、十二代寿乗の嫡男として享保七年(1722)生まれ、十三代目当主の座についたのは、寛保二年(1742)、天明四年までの四十二年間、九代徳川家重、十代家治の世、田沼意次が実権を握っていたころです。
町彫金工では、一宮長常、大森英秀、浜野一門、柳川一門らの活躍が見られる町人の力が増してきた時代でもあります。
多くの名工が活躍した時代ではありますが、やはり、贈答用の価値ある品として後藤家の作が最も尊ばれ、三所、二所等の極め銘の作が多く残されています。
この小柄は、極め銘ではなく、数少ない後藤家十三代光孝が自身で自作に刻した小柄です。
贅沢に使われた金無垢魚子地、金地に舞う鶴の美しさと優雅さ、正に当時の後藤家の栄華を感じさせる贅沢な小柄です。
落とし桐箱入り