鍔：蘭の図

Tsuba:Ran no Zu

江戸期
無銘加賀象嵌として保存刀装具鑑定書付き

縦71.5mm　横68.3mm　厚5mm　重122ｇ

【コメント】

赤銅研磨地　竪丸形　鋤下げ彫　金平象嵌　毛彫　鋤残耳
美しい赤銅研磨地に金の平象嵌で蘭花を描いています。
切羽台と耳際をなだらかにやや高く造り込んでいます。蘭花の金象嵌には細やかな毛彫が施され、風に揺れているかのような美しい動きを演出しています。
ほぼ傷みなく、美しい加賀象嵌典型作です。
専用桐箱入り