大小鍔:蘭花散図
大小銘・菊川久秀入道南甫(印)
Daisho Tsuba:Ranka Chirashi Zu
江戸後期
特別保存刀装具鑑定書付き
大 縦78.3mm 横67mm 厚4.9mm 重114g
小 縦76.7mm 横64.6mm 厚4.8mm 重106g
鉄研磨地変わり形 高彫 片切彫 鋤残し耳
菊川南甫久秀は、江戸後期に活躍した名工です。
菊川宗吉の門人となり、遅塚久則にも学び、久の字を貰い久秀と銘したと言われ、晩年は入道剃髪して南甫と号しています。
この大小鍔は、鍛えられた鉄研磨地に舞うがごとく、丁寧な鋤出し彫と片切毛彫で蘭花を散し通常の大小鍔にはない魅力を醸しています。
久秀の作品から見られる奇想天外なものの見方、構図は、自由で独特な感性を表現した作品となり実に魅力的です。
菊川南甫久秀は、江戸後期に活躍した名工です。
菊川宗吉の門人となり、遅塚久則にも学び、久の字を貰い久秀と銘したと言われ、晩年は入道剃髪して南甫と号しています。
この大小鍔は、鍛えられた鉄研磨地に舞うがごとく、丁寧な鋤出し彫と片切毛彫で蘭花を散し通常の大小鍔にはない魅力を醸しています。
久秀の作品から見られる奇想天外なものの見方、構図は、自由で独特な感性を表現した作品となり実に魅力的です。