脇差し 備中松山住国重
(びっちゅうまつやまじゅうくにしげ)
Wakizashi:Bicchu Matsuyamaju Kunishige
新刀・備中 江戸中期
保存刀剣鑑定書付き

刃長:39.4(一尺三寸) 反り:0.3 元幅:3.00 元重ね:0.69 穴1


【コメント】
本作は、江戸中期を下らない作、『松山住国重』とは、愛媛ではなく、備中松山城下、現岡山県高梁市で鍛刀した水田国重一派の一人です。同派の茎尻は、急な刃上がりとなるのが大半ですが、中には山城大掾国重など、本作のように浅い栗尻の刀工もいます。出来は室町期の古水田風、備後三原鍛冶の様な感じです。地、棟側に鍛え肌がやや目立ちますが、『備中松山住』と切っているのが貴重です。

お買いものガイド
