剣 無銘
Ken:Mumei
新々刀 江戸末期

刃長:87.9(二尺九寸強) 反り:なし 元幅:3.77
先幅:3.57 元重ね:0.77 穴1


【コメント】
本作は、寸法二尺九寸強、生ぶ茎無銘の長剣、要研磨状態で地刃の働きが一部しか見えませんが、新々刀期の作と鑑せられます。実際はもう少し古いかもしれませんが、一応江戸末期とします。
小板目に細かな柾肌を交えてやや沈み勝ちに詰んだ地鉄、細直刃調の刃文は、刃縁匂い勝ちに小沸付き、やや締まり気味にほつれ交じる出来です。
この状態で極めが付くとすれば、『新々刀文珠』辺りでしょうか。
地刃に鍛え肌等もありますが、全長123㎝、総重量2,140g、オリジナルの黒呂塗り鞘付属、現状は白鞘にピシッと収まっています。




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