槍 藤原氏房作(若狭守)
(ふじわらのうじふさ)
Yari:Fujiwarano Ujifusa
古刀・美濃 室町末期 業物
特別保存鑑定書付き
刃長:25.8(八寸五分強) 茎長:31.0 反り:なし 最大幅:2.10 穴1
【コメント】
若狭守氏房は、関七流善定兼房系鍛冶、後に織田信長の抱え工として活躍、『本能寺の変』の後は、尾張清州へ移り、天正十八年、五十七歳没。若狭守の在銘正真の槍は本誌初掲載、銘が一部底銘で、地に少し鍛え肌もありますが、刃は典型で健全、特別保存鑑定付き、綺麗な白鞘にピシッと入っています。