刀 (太刀銘)出雲国三成住川島忠善作(初代)
昭和十九年五月日(一九四四)
Katana:Izumonokuni Minariju Kawashima Tadayoshi
現代・島根 海軍軍刀拵え付き
刃長:60.2(一尺九寸九分弱) 反り:1.6 元幅:3.13
先幅:2.17 元重ね:0.72 先重ね:0.57 穴1
二鐶吊海軍軍刀拵え(全長・96.0、柄・24.0 焦げ茶糸巻き 金具、真鍮地金色絵桜花図 目貫、真鍮地金色絵桜花図 鐔、真鍮地赤銅仕上げ卵形図 四枚切羽 鞘、黒研出鮫皮巻き木鞘 猿手有り 刀緒有り)付き。
【コメント】
初代川島忠善は、善左衛門と言い、明治二十五年生まれ、現島根県仁多郡奥出雲町三成(みなり)出身、聖代刀匠位列では、『貴品の列 最上大業 横綱格』に列せられる業物鍛冶で、昭和三十一年、六十四歳歿。外装は、海軍太刀型で、刀緒付きで大きな傷みはありません。真面目な乱れ刃の佳品ですが、現状、研ぎが必要なため、この価格です。