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刀 銘 備前国住長船清光作 天文五年八月吉日 


Katana:Bizenkoku ju Osafune Kiyomitsu saku/ Tenbun 5 nen 8 gatsu kichizitsu(Year of 1536)/ Koto / late Muromachi period/ high quality Tensyo koshirae/NBTHK:HOZON/

古刀・備前 室町後期 上天正拵え付き  日本美術刀剣保存協会:保存鑑定 拵え鐔 無銘(鎌倉)で保存鑑定 
刃長:70.8cm(二尺三寸三分七厘) 反り:3.0cm 元幅:3.19cm 先幅:1.98cm 元重ね:0.75cm 先重ね:0.46cm 目釘穴:1個



鎬造り、庵棟。 鍛え、板目肌詰み所々板目肌流れ地沸つき鎬寄り乱れ映り立ち地鉄良好。 刃文、中直刃に刃中頻りに葉が入り小互の目足も僅かに入る。 帽子、刃文のまま直ぐに焼きやや尖り気味に返る。 茎、生ぶ(一寸程区送り)。先栗尻張る、鑢目勝手下がり。 銅に金着せハバキ。 研磨十分。 白鞘入り。 

現代作天正拵え(柄・23茶革巻き 縁、赤銅地鑢目 頭、角 目貫、銅地金色絵波大黒図 鐔、鉄地丸形鎌倉(保存鑑定付き) 鞘、黒呂塗り 下げ緒、焦げ茶・小豆)付き。

「コメント」
戦国時代の長船鍛冶には、清光を名乗る刀工は少なくありません。中でも五郎左衛門尉清光と孫右衛門清光の両人が最も著名です。五郎左衛門尉清光は、ほぼ同時期に活躍した与三左衛門尉祐定と並ぶ実力者で、ともに両家の棟梁として、数々の名品を残しています。他の清光も祐定と同じく、源五郎・左衛門尉・十郎右衛門尉といった様々な俗名を冠している者も多く居ますが、俗名の無い作も見られ、特に天文年紀の物が優れていると言います。この清光もそれに含まれる一振りでしょう。室町も後期に差し掛かってくると、前の中期頃に流行した打刀、刃長が二尺から二尺二寸までで片手打ちに適した形状とは異なってきます。寸がやや延び二尺三寸から四寸が主流となり、反りもより高めになります。正にこの刀のような形状が、天文頃には流行しました。よくこの時代の刀の質が問われることがありますが、応仁の乱以降、全国的に戦乱が相継ぎ、備前の地も例外ではありませんでした。赤松氏・宇喜多氏といった諸豪族が対立抗争を繰り返すという状況下にあって刀剣の需要過多に対応するため、大量生産向きの工房が出現しました。そして濫作を繰り返した結果、粗悪な刀も多数出回ったのは事実です。しかし、この刀に見るような備前物の特色を存分に表現した作品も多数あるのです。天正風の粋な拵えの魅力とともに備前刀の醍醐味も体感して頂きたい天文清光の充実した一振りです。
商品番号:V-510
商談中 ¥1.580.000

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